| 『軍隊の少年』 |
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| トラトラトラ! 意味なんてないけれど、僕は君に送るんだ! この想いは一方通行だって知っているけど、関係ないよね! 君は僕の電波をキャッチして、そして未来につなげていく。 真っ白なキャンパスに赤や黄色で色を付ける。 ほら!出来上がり! 君に送る暗号は、鮮やかな色をした小さな恋の形!
●モデルドール・・・ロキ
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Wednesday, 04, Aug 19:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | ロキ | 管理
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| 『赫い糸』 |
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| 赤い糸を信じますか? たとえば誰にでも運命で決められた伴侶がいて、いつかは運命が自分たちを結びつけてくれると。 {箱庭の幻想} 赤い糸は幻想に過ぎない。 待てど待てど訪れない人を待つなど、時間の無駄に過ぎない。 かといって自分から探しに行くのはめんどくさいので、“赫い糸”とか言う言葉で自分をもごまかす。
いいんです。 赫糸はなくても。 私は自分ですべてを切り開く。糸なんて弱いものには頼らない。
●モデルドール・・・雪那
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Wednesday, 04, Aug 19:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 雪那カイト | 管理
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| 『緋色の月』 |
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| 緋色の月を見ていた。 いつまでもこんな幸せが続けばいいと森に祈る。 風のようにたおやかに流れる時間の中で、彼ら獣の民は生きていた。 緋色の月に照らされて、あの月が時間をかけ満月になる日を思う。 赤い月が満ちれば蒼い月が欠け、彼らは獣へと変貌する。 ライカンという定めはさほど彼らには苦では無かったし、森とともに生きるのはうれしかった。 もう一度赤い月を見上げ、祈る。
こんな幸せがいつまでも続きますように、と。
●モデルドール・・・トーニャ
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Wednesday, 04, Aug 19:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | トーニャ | 管理
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| 『方翅の揚羽蝶』 |
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| 棺の中に少女はいた。
{白馬の王子という幻想}
その箱庭は暗く深く、一度入ったらけして外へは出られない。 そう知っていて尚そこに足を踏み入れたのは、今に迎えに来てくれる白馬の王子の幻想にとらわれたから。 みんなが夢見る白馬の皇子とは違うけれど、少女にとっては待ち焦がれた最愛の人だった。 彼は来る。 反逆の十字を抱き、彼女のもとへ。 やがて彼らは暁を目にするだろう。 この世界で見る最後の光景が、光あふれるものであるように。
そして暁はすべてを焼き尽くす。彼らの命さへも燃やし、灰に変えて。 しかし最後に見たのは、愛する者の幸せそうな笑み。 至高の宝石。
●モデルドール・・・ヨナ
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Wednesday, 04, Aug 19:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | その他DOLL | 管理
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| 『迷い込んだ獣』 |
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| 迷いこんだ獣を見つけた。 どこか夢見心地の視線を向けてきたから、興味がわいて聞いてみた。 「もしも本当に神様がいて、願いを一つだけ叶えてくれるんだったら、君は何を願う?」 獣は不思議な顔をした。 まるでこの世に不満など山ほどあるといわんばかりに。 だからさらに面白くなった。 {太陽の真意} 定めなど、背負っていないふりをして、自分がこの世から消えても何も変わらないんじゃないかと思った。 あまりにすべてが馬鹿らしくて、いろんなものの許しがほしいと思っていたし、その免罪符自体が生きる糧になるなんて思っていた。 そんな自分に最愛の少女は果敢に笑って馬鹿にしたように言った。 「そういう考え方はいい加減にやめろ。もう子供じゃないんだぞ。」 彼女を思い出して青年は笑った。 鈴の鳴るような声で。
●モデルドール・・・ネフィア
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Wednesday, 04, Aug 19:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | ネフィア | 管理
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| 『白昼夢』 |
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| 神の庭。 青年の箱庭。 獣が目を覚ますと、目の前には太陽をかたどった青年がいた。 彼は黒い文字で題名の記された漆黒の古書を腕に抱き、ほほ笑んだ。 「もしも神様がいて、願いを一つだけ叶えてくれるんだったら、君は何を願う?」 優しい深海の瞳にほほ笑まれ、何も答えられなかった。 望むことなど山ほどあったというのに。 一族の復活。あの夜を、すべての幸せを奪ったあの破滅の夜に帰れたら。 人生をやり直せるのに。 まるでその思いをくみ取ったかのように太陽が笑った。 「君は過去を望むの?」 息をのむ。生きている実感は薄れ、自分は過去という“箱庭”にとらわれていた。 そして、彼は祈った。
「---------」
●モデルドール・・・トーニャ
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Wednesday, 04, Aug 19:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | トーニャ | 管理
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| 『少年の嘘』 |
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| 少年がいた。 彼は嘘が得意ではなかったけれど、この世には優しい嘘が存在することをとてもよく知っていた。 優しい少年だった。 どんなに闇に染まった世界にいようと、彼の世界は明るい光に包まれていた。 {少年の嘘} 赤黒い血が彼の手を這い、苦悶の表情で息絶えた少女は彼の腕の中。 病に侵された彼女のために彼は最後に最大のプレゼントをした。 死は甘い幻想。 彼は死後の世界を“楽園”と偽り少女に聞かせた。 この世で苦しむ彼女に、どうして死後の苦しみを解くことができようか。 優しい嘘。 それなのに心が痛い。 そして少年はもう一つ嘘をついた。 「君が逝ったら、僕も逝こう。」
●モデルドール・・・ロキ
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Wednesday, 04, Aug 19:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | ロキ | 管理
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| 『黒の追憶』 |
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| 反逆の十字を背負い、彼は闇夜へ身を躍らせた。
{太陽への渇望}
十字架を身につけ、反逆の十字を刻み、私は貴方のもとへいこう。 闇にとらわれた私は、貴方の光を渇望するから、今までの過ちをすすぐことができるなら、貴方と同じ光を見ることができるなら、この身が滅びようとかまわない。
{反逆の十字} 女を殺した。子供を殺した。勇者を殺した。 そして生きながらえた。 独りで生きてきた1000年もの月日。彼女と出会ってからの数日間に比べて、なんと無意味なものだっただろう。
血ぬれた吸血鬼は死という光に向う。ただ、反逆の十字を携えて。
●モデルドール・・・ラミア
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Wednesday, 04, Aug 18:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | ラミア | 管理
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| 『夢へと至る夢』 |
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{夢の中で夢を見た} 極彩色の夢。
ねぇ、君。 最近は、見る夢が、描く夢より楽しかったりしないかい? たとえば幼い時はたびたび悪夢にうなされて、小さな心が悲鳴を上げて、ベットではね起きたりするから、夢はそんなにいい物じゃなかった。 だからこそ将来に描く夢はとっても楽しかったんだ。 希望に満ちあふれた夢に陶酔していたんじゃないのかな? 現実に生きてきた君は、今、夢を見ることの無意味さに気付いてしまったの? 社会の現実や、到底夢とはかけ離れた今の自分に、幻想を黙々と育んでいってる。
それでいいんだ。
幻想こそが君を夢へと誘うのだから。 さぁ、夢を見なさい。 そして、二度と目覚めてはいけない。オヤスミ。
●モデルドール・・・ラミア
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Wednesday, 04, Aug 18:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | ラミア | 管理
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| 『夢のはざまで』 |
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| 幼いころの夢を見た。 まだ何も知らないころ。 ここに訪れたばかりのころ。 何かに助けられた記憶はあるのだけれど、それが何かを知らないから、少年は命の価値を知らなかった。 すべてが楽園のように見えていたあの頃。 毎日が誰かに守られる幸せに護られていたあの頃。 選択をすることもなく、人生はレールに沿って勝手に楽園へと至るのだと思っていたのに、気づけば苦しみばかりが人生に影を落としていく。 {かつての少年の問いかけ} 人生が苦しいのは、世界が変わってしまったから? 自分が変わってしまったから? 邪心が生まれてしまったから?欲に染まってしまったから? 捨てたいのに捨てきれない。
なぜなら少年はまだ、人間でいたかったから。
●モデルドール・・・エイル
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Wednesday, 04, Aug 18:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | エイル | 管理
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