『神々の箱庭』
 
DOLLとともに綴ったブログです。
 
AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する


2010年8月2日を表示

『真実の名』

僕の本当の名前を知ってるかい?

{少年の頬笑み}
僕の本当の名を知ってるかい?
僕は時々君たちのそばにいて、ときどきどこにもいない。
“存在”とはあやふやなもので、誰かの“認識”によって初めて成立する面白い相互作用のことなんだ。
たとえば今、君がこの世からいなくなっても世界は何も変わらない?
“認識”の世界が少しのひずみで悲鳴を上げるだけ?

そうじゃないでしょ?

僕は誰の中にも存在する。君の喪失は僕の喪失。
君の飼っているいくつもの“僕”。
その名前を知ってるのはきっと君だけ。
その名前は悪魔のようでもあり、もしかしたら、神に一番近い名前かも知れないよ?


●モデルドール・・・ネフィア



Monday, 02, Aug 21:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | ネフィア | 管理

『魔女の楽園』

{少女の描く楽園}
ねぇ、楽園ってどんなところ?
空が澄み渡ってて、光が降り注いで、この世で一番素敵なところ?
体も痛くなくて、この鉄錆の臭いから開放された処?
華が咲き乱れていて、神様が、私に問うの?
「生きたいかい?」
って。
素敵ね。楽園って。

そんな遊戯を、素敵だと笑えたら、どんなによかっただろうか。
少年の腕の中、血に穢れた少女の病の果ての亡骸は、確かに熱を失っていった。
せめて少しでも早く楽園の夢が見せてあげたくて。
少年の振り上げたナイフは楽園への片道切符となった。

少女は箱庭の中。底の見えない泥沼から、遥か彼方真っ青な天空に手を伸ばす。
けして届かないと知って尚覚える渇望は、あの日の楽園の夢にも似て。

激しい痛みを伴う“愛”。

●モデルドール・・・アルテミス



Monday, 02, Aug 21:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | アルテミス | 管理


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