『神々の箱庭』
 
DOLLとともに綴ったブログです。
 
AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する


ライ

『血の記憶』

拭えない血の記憶。
緋色の月に照らされて、復讐の鬼と化した獣は闇夜を暗躍する。
耳に残るのは母の優しい子守唄。

{薄れゆく母の記憶}
どんなにこの世がつらく厳しく、自分に背を向けたと思っても、けしてこの世界を恨んでは駄目よ。
この世界を愛することを、森を愛することをあきらめたりしないで。
貴方はどこからも逃げないで。
貴方はこの世界を愛しなさい。私は世界を愛せないけれど、貴方を通して世界を愛すわ。

獣は悲しげに目を伏せた。そんな彼の小さな背を、責めるかのように蒼い満月が照らす。
燦燦と。燦燦と‐‐‐‐‐。

●モデルドール・・・ライ



Thursday, 05, Aug 21:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | ライ | 管理

『闇の王』

彼は闇の王。
彼がまとうのは闇の幻想。誰かから継承された不思議な闇を用いて、多くの者をその闇に葬った。
いくつもの暗い闇を抜ける。
{戦いの意味}
ただ、平和がほしかった。
平和を手にするための戦い。
その矛盾に気づいた時にはもう遅すぎた。
すでに彼は多くの血と涙を浴びる存在となり、彼はどこへ行こうと戦禍という爪後から逃れることはできなくなってしまっていた。

純粋を信じてた少年の瞳を曇らせたのは誰?

それは一冊の書物。
そして、灰色の夢。

●モデルドール・・・ライ



Wednesday, 04, Aug 21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ライ | 管理

『殺戮の書物』

二つの月に照らされて獣は失われた森を後にした。
愛する兄弟たちの消息も知れず、末弟は世界を恨む光をその目に宿す。
血ぬれることを恐れていた少年は、今帰り血に身を赤く染め、月夜に向かって凄惨にほほ笑んだ。

手には黒い古書がある。
羊皮紙に彼は奪った命を一つづつ示していく。

闇が笑った。冥界への扉がゆっくりと開いていく。
刻々と----刻々と----。


●モデルドール・・・ライ



Wednesday, 04, Aug 19:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | ライ | 管理

『Welcom to the Lost Forest』



失われた森の奥深く。小さなため息さえも逃がさないその場所が、獣の王である少年の箱庭だった。

誰しも持つその闇に名前を付けれるなら
幸せなことだと思うけれど、
名を付けるすべを知らないから
ただ“箱庭”と呼ぶ。

森とともに失われればよかったのに、とため息を漏らす少年を光が包み込む。

獣の王は、ただほほ笑んだ。

●モデルドール・・・ライ



Thursday, 29, Jul 23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | ライ | 管理


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