『神々の箱庭』
 
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『白昼夢』

神の庭。
青年の箱庭。
獣が目を覚ますと、目の前には太陽をかたどった青年がいた。
彼は黒い文字で題名の記された漆黒の古書を腕に抱き、ほほ笑んだ。
「もしも神様がいて、願いを一つだけ叶えてくれるんだったら、君は何を願う?」
優しい深海の瞳にほほ笑まれ、何も答えられなかった。
望むことなど山ほどあったというのに。
一族の復活。あの夜を、すべての幸せを奪ったあの破滅の夜に帰れたら。
人生をやり直せるのに。
まるでその思いをくみ取ったかのように太陽が笑った。
「君は過去を望むの?」
息をのむ。生きている実感は薄れ、自分は過去という“箱庭”にとらわれていた。
そして、彼は祈った。

「---------」

●モデルドール・・・トーニャ



Wednesday, 04, Aug 19:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | トーニャ | 管理

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