『神々の箱庭』
 
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『深い色の瞳の青年』

「どんなに馬鹿らしくてもそれが世界の真実。」
路上に二人の青年がいた。一人は澄んだ瞳の青年、もう一人は深い色の瞳の青年だった。
深い色の瞳の青年はメガネを押し上げてから空を見上げた。

この世の真実をばかばかしいと笑った青年。
自分もあんな風に運命を笑い飛ばせたらよかったのに、と思った。
きっと自分は・・・許しがほしかったのかも知れない。
自分自信が逃れられぬ不幸な運命のレールに乗っていると知ることで、痛むことで、この世界に許しを請いたかったのかも知れない。

もしもそれを彼女が聞いたなら、同じく“馬鹿らしい”の一言で終わるだろう。

澄んだ瞳の青年は乱暴に彼の手からその古書を奪い取ると立ち上がった。
「お前には必要ない。運命は必要ない。」
取り残された青年は過違う世界に思いをはせるかのように目を閉じた。

●モデルドール・・・ネフィア



Friday, 30, Jul 14:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | ネフィア | 管理

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