『神々の箱庭』
 
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『澄んだ瞳の青年』

馬鹿らしい。

青年は白い表紙の古書を閉じた。
路上にいたその青年は遠くを見るような目をして煙草をふかした。

もしも逃れられぬ運命ですべての世界が繋がっているとしたら?
自分たちが毎日つないでいっている世界の意味はなんなのだろうか、と思う。
もしも神のような絶対的な存在がいて、自分たちを思うように操っているのなら、人間の一生のなんとむなしいことか、と思った。

澄んだ眼の青年だった。どこか世界に飽きたような表情の青年だった。
それなのにその瞳はあまりにも暖かく感じた。

青年の放った古書を隣の青年が受け取り小さく鈴の鳴るような声で笑った。

「どんなに馬鹿らしくてもこれがこの世界の真実」

●モデルドール・・・ルーファ



Friday, 30, Jul 13:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | ルーファ | 管理

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